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2009年11月30日

ジャパンカップ回顧

1着◎ウオッカ

12.7-10.5-12.0-12.0-11.8-12.2-12.1-12.0-12.0-11.4-11.4-12.3=2.22.4

瞬発力タイプのウオッカにとって、このようなよどみのない流れというのは、なし崩しに脚を使わされ、末の瞬発力を失ってしまうことにつながる、本来は向かない流れである。しかし、ウオッカの場合は、他馬とのスピードの絶対値が違うため、折り合いさえ欠かなければ脚を使わずに追走することができるのだ。これは、もはや能力の違いとしか言いようがないだろう。ただし、指数的には、ジャパンカップとしての最低レベル。横綱相撲と言っても良い強い勝ち方ではあるが、これがウオッカの持ち味をフルに発揮したベストパフォーマンスだとは思えない。

また、天皇賞の回顧で指摘したように、使える脚が短くなっていることを今回も露呈した。ルメールは、「2400mは一歩、踏み込んだ距離なので、残り 300mまで追い出しを我慢した。」と言っていたが、残り300mで追い出すのはこれまでと同じタイミング。案の定、残り100mで脚を使い切ってしまい、オウケンブルースリに際どく詰め寄られてしまった。2400mという距離を意識していたのであれば、あと100m追い出しを我慢すべきだし、そうすれば脚を使い切ったところがジャストゴール板という競馬になっていたはず。

さらに、今回のレースに関しては、よどみのない流れであったことと、前走が後方で折り合いを付ける競馬であったことが、折り合いを欠かなかった大きな要因であって、決してルメールへの乗り替わりが最大の要因ではない。

そう考えると、今回のルメール騎乗によるウオッカの勝利が、武豊の評価を下げることにつながるのだとすれば、それは全くの筋違いだ。

2着×オウケンブルースリ

前崩れの流れを、最後方から直線で追い込んだだけ。評価に値するポイントは見つからない。指数的にも、昨年の5着時とほぼ同レベル。

3着…レッドディザイア

予想を遙かに上回る大健闘。ウオッカの瞬発力には反応できなかったものの、最後までしぶとく脚を伸ばしていた。

9着…リーチザクラウン

ウオッカの勝利と合わせて、武豊批判のネタとされることは容易に想像できるが、冷静に考えればこれが実力通りの結果だろう。指数的にも過去最高値を記録しているし、このラップで逃げて大バテはしてしないのだから十分に力は出し切っているはず。
しかし、なぜ今年の3歳馬はレベルが高いと言われているのだろう?
ロジユニヴァースが万全の状態で出走していれば好勝負になっていたかもしれないが、ロジユニヴァースに2度も1秒近く千切られての負けを喫しているリーチザクラウンが、ここで勝ち負けに持ち込めるとは思えない。

posted by 河内一秀 at 00:00 | TrackBack(0) | レース回顧
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