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2009年12月14日

阪神ジュベナイルフィリーズ回顧

ラップ的に見ると、

@ラスト3F→2Fの動きはウオッカ・ブエナビスタの年とほぼ同様。
Aラスト2F→1Fはブエナビスタの年とほぼ同様。

@が特徴、Aがレベルを表していると考えると、このレースの勝ち馬は牝馬限定のクラシックを勝つ資格は備えているが、将来的に牡馬相手のG1を勝てるほどの能力はない、といったところだろうか。

ちなみに、トールポピーの年は他の3年とは全く異質なラップで、スタミナだけが要求されるレースだった。だから、トールポピーは時計の掛かる馬場でスタミナが要求されたオークスを勝つことはできたが、その後は牝馬相手にも通用していない。

1着○アパパネ

パドックではかなりうるさいところを見せていたし、ゲート入りにも手こずってどうなることかと思ったがレースになれば心配なし。絶好のスタートからじわっと下げて中段外目へ。4コーナーで馬群がばらけたところで内に進路を取り、強烈な瞬発力で一気に突き抜ける。あそこで、内に進路を取ったのは、鞍上がこの馬の瞬発力に自信があった証拠。やはり、蛯名正義は瞬発力を引き出すのが上手い。

2着◎アニメイトバイオ

道中はかなり引っかかっていたが、最後までしぶとく脚を伸ばしての2着。折り合いには課題が残るが、スケールの大きさは感じられた。

3着×ベストクルーズ

瞬発力がないため直線に向いて一端は置いて行かれるが、持続力を活かしてゴール前では再び差を詰めている。もう少し、積極的な競馬をしても良かったのでは。

9着△タガノガルーダ

好スタート切ったにも関わらず、道中はほぼ最後方の位置取り。それなりに伸びてはいるが、速い脚が使えないためこれが精一杯。
posted by 河内一秀 at 00:00 | TrackBack(0) | レース回顧
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