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2010年04月05日

大阪杯回顧

昨年(2009年)
12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7=1.59.7
今年(2010年)
12.1-11.1-12.8-12.3-12.0-12.2-11.6-11.5-11.7-12.2=1.59.5

走破タイムはほぼ同じだが、ラップの構成が全く違う。

昨年は、前半は速かったが中盤で大きくラップが緩み、直線に入ってからの瞬発力比べとなったため、瞬発力タイプのドリームジャーニーが持続力タイプのディープスカイに競り勝った。

今年は、前半は遅かったが中盤はよどみのないペースが続き、上がり4Fのタフな持続力比べとなった。しかも、最もペースが速いところで外を回ってポジションをあげようとしたため、なし崩しに脚を使ってしまい、瞬発力タイプのドリームジャーニーには最悪の競馬となってしまった。

確かに、小柄で瞬発力タイプのドリームジャーニーにとっては、59kgという斤量も厳しかったが、最も大きな敗因は既に述べたように脚の使いどころを間違えたことだろう。

能力は高いが脚の使いどころが難しいドリームジャーニーにとって、鞍上はかなり大きなポイントとなる。昨年の宝塚記念・有馬記念では、池添がドリームジャーニーの脚を完璧に把握しているという評価をしたが、今日の騎乗ぶりを見ると少々買いかぶり過ぎだったようだ。天皇賞(春)制覇に向けて、大きな不安要素を抱えてしまったと言わざるを得ない。
posted by 河内一秀 at 00:00 | TrackBack(0) | レース回顧
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