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2010年04月26日

河内一秀の「カツラギ的」天皇賞(春)2010前走分析

天皇賞(春)の前哨戦は主に阪神大賞典・日経賞・大阪杯の3レース。
それでは、天皇賞(春)の過去5年の優勝馬と、各前哨戦のカツラギ指数を一覧してみよう。

■2009年 マイネルキッツ(日経賞2着)
58.3 ドリームジャーニー(大阪杯1着)
56.8 アルナスライン(日経賞1着)
56.5 マイネルキッツ(日経賞2着)
54.7 アサクサキングス(阪神大賞典1着)

■2008年 アドマイヤジュピタ(阪神大賞典1着)
59.5 アドマイヤジュピタ(阪神大賞典1着)
57.8 マツリダゴッホ(日経賞1着)
57.2 アサクサキングス(大阪杯3着)

■2007年 メイショウサムソン(大阪杯1着)
58.2 アイポッパー(阪神大賞典1着)
57.0 メイショウサムソン(大阪杯1着)
56.9 ネヴァブション(日経賞1着)

■2006年 ディープインパクト(阪神大賞典1着)
57.6 マッキーマックス(大阪杯2着)
57.0 リンカーン(日経賞1着)
56.7 ディープインパクト(阪神大賞典1着)

■2005年 スズカマンボ(大阪−ハンブルクカップ3着)
57.8 マイソールサウンド(阪神大賞典1着)
56.3 サンライズペガサス(大阪杯1着)
55.0 ビッグゴールド(大阪−ハンブルクカップ1着)
54.5 ユキノサンロイヤル(日経賞1着)
54.2 スズカマンボ(大阪−ハンブルクカップ3着)

大波乱となった2005年を除く 2006年以降の優勝馬は、前哨戦で2着以内に入線し56.5以上の指数を記録していることがわかる。

次に、今年の各前哨戦の指数を一覧してみよう。

56.7 テイエムアンコール(大阪杯1着)
56.4 ゴールデンダリア(大阪杯2着)
56.0 トウカイトリック(阪神大賞典1着)
56.0 ジャミール(阪神大賞典2着)
55.0 マイネルキッツ(日経賞1着)
54.6 エアシェイディ(日経賞2着)

56.5以上の指数を記録しているのは大阪杯1着のテイエムアンコールだけと、例年に比べてかなり低レベルの前哨戦で、他路線組にも付け入る隙が十分にある。

それでは、他路線から参戦する主な馬の前走をチェックしてみよう。

57.2 ジャガーメイル(京都記念2着)
56.0 フォゲッタブル(ダイヤモンドステークス1着)
54.0 ミッキーペトラ(大阪−ハンブルクカップ2着)

王道路線組が総崩れとなった2005年を参考にすると、いずれも優勝候補として注目に値すると言えるし、特にジャガーメイルは王道路線組をも上回る指数を記録しており、重賞初制覇がG1という快挙を成し遂げる可能性もある。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。
posted by 河内一秀 at 20:00 | TrackBack(0) | コラム
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