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2010年12月06日

河内一秀の「カツラギ的」阪神ジュベナイルフィリーズ2010前走分析

阪神競馬場が改修されて5年目になるが、阪神ジュベナイルフィリーズとオークスの関連性が以前よりも強くなり、長めの距離適性が必要とされるようになっている。そこで、過去4年の優勝馬の1600m以上のレースでの実績をリストアップしてみよう。

■2009年 アパパネ
53.1 赤松賞(1着)
46.2 未勝利(1着)
42.9 新馬(3着)

■2008年 ブエナビスタ
49.6 未勝利(1着)
44.0 新馬(3着)

■2007年 トールポピー
50.7 黄菊賞(2着)
48.1 未勝利(1着)
41.2 新馬(2着)

■2006年 ウオッカ
49.6 黄菊賞(2着)
50.1 新馬(1着)

以上のように、1600m以上のレースで49.6以上の指数を記録し、優勝経験があることが分かる。また、いずれの馬も1600m未満のレースへの出走経験が無い点でも共通している。

それでは、今年の出走予定馬の中から、1600m以上のレースで49.6以上の指数を記録し、優勝経験がある馬をピックアップしてみよう。

■アヴェンチュラ
50.6 札幌2歳ステークス(2着)
49.3 新馬(1着)

■ダンスファンタジア
52.7 赤松賞(1着)

■マイネイサベル
49.8 新潟2歳ステークス(1着)

■レーヴディソール
51.5 デイリー杯2歳ステークス(1着)

以上の4頭が条件を満たしているが、ダンスファンタジア・マイネイサベル・レーヴデソールの3頭は、1600m未満のレースへの出走経験がある。

よって、今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、アヴェンチュラを中心に、ダンスファンジア・マイネイサベル・レーヴデソールを加えた4頭の優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。
posted by 河内一秀 at 14:00 | TrackBack(0) | コラム
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